
あなたの肌悩みはなんですか?
乾燥、たるみ、シミ…あげたらキリがないですよね。
肌の悩みは様々ですが、一番多いのが「毛穴」に関する悩み。
しかし一言で毛穴といっても、色々な毛穴の悩みがありますが、大元は「毛穴の開き」が毛穴トラブルを引き起こしています。
今回は毛穴が開く原因と毛穴開きをタイプ別に解説していきます。
Contents
実は大切!毛穴の役割
誰しもが憧れるのは毛穴レスのつるっとしたお肌。
「毛穴なんかいらない」と思うかもしれないですが、とても大切な役割をしています。
① お肌のバリア機能
毛穴は細菌やウイルスなどが体内へ侵入するのを防ぎます。
また、毛穴から排出する皮脂が肌を健康とされる弱酸性に保つ役割もあります。
② 肌の水分量の調節
毛穴から排出される皮脂が天然のクリームと言われる皮脂膜を作り、この皮脂膜が肌の水分の蒸発を防ぎ、適度な肌の水分量に保つ機能があります。
③ 毛穴のデトックス機能
毛穴には体内に溜まった不要な老廃物や毒素などを汗や皮脂と一緒に排出するデトックス機能があります。
毛穴が開く原因は全部で3つ!
毛穴が開いて目立ってしまう原因は大きく以下の3つに分けられます。
肌の乾燥
肌が乾燥すると、毛穴は肌の水分を保つために皮脂を分泌させます。
その結果皮脂の過剰分泌が起こり、毛穴の開きにつながります。
皮脂の過剰分泌(オイリー肌・脂性肌)
思春期からだんだんと皮脂の分泌量が増えます。
遺伝性のものもありますが、不規則な生活・食習慣によって肌のターンオーバーが適切に行われないと、皮脂の過剰分泌や角栓詰まり毛穴を招くことも。
老化による肌のたるみ
30代以降になると、肌のハリ成分のコラーゲンやエラスチンが減少し、たるみがうまれます。
その結果、毛穴の形が変形してしまうのが原因。
また、加齢以外にも水分不足や紫外線のダメージが原因でたるみ毛穴になる可能性が高いので要注意です。
あなたはどの毛穴?3種類の毛穴の開きをタイプ別に紹介!
開いた毛穴にはそれぞれタイプがあり、原因も変わってきます。
チェックリストもあるので、ぜひ自分がどの毛穴タイプなのか診断してみてください。
詰まり毛穴
別名、白毛穴と呼ばれています。
詰まり毛穴とはその名の通り皮脂や角質がまざったものが毛穴に詰まっている状態のことを指します。
特に皮脂の分泌が多い部分に見られる現象で、この角質と皮脂が毛穴に蓄積し固まったものが、みなさんが知っている角栓です。
触ると肌がざらざらしたり、ぷつぷつしていると角栓が詰まっている証拠。
そのままにしておくと、角栓が固く大きくなり毛穴を広げる原因にもなります。
【詰まり毛穴がよくできる部位】
Tゾーン
・オイリー肌・脂性肌による皮脂過剰分泌
・ターンオーバーの乱れ
□ 触ると肌がざらざらしたり、ぷつぷつしている
□ 白い角栓がみえている
□ 毛穴からニュルニュルと白い皮脂のようなものが出ることがある
□ 毛穴の出口が塞がって、やや盛り上がっている
黒ずみ毛穴
先ほど詰まり毛穴(白毛穴)、について説明しましたが、黒ずみ毛穴はその進化系です。
黒ずみ毛穴も皮脂の多い鼻にできることが多く、黒くぽつぽつ毛穴が目立つのが特徴。
毛穴に詰まった角栓が酸化し、黒ずみの原因になります。
酸化した角栓の黒いぽつぽつがいちごの種に見えることから「いちご鼻」とも呼ばれています。
また、毛穴の奥にある産毛が角栓の中に入り込んでしまうことで、毛穴が黒ずんで見えることもあります。
【黒ずみ毛穴がよくできる部位】
Tゾーン
・オイリー肌・脂性肌による皮脂過剰分泌
・ターンオーバーの乱れ
□ 黒い角栓がみえている
□ 穴が、ポツポツと黒い点状になっている
たるみ毛穴
たるみ毛穴は30代を過ぎると悩みの種になってくる方が多い毛穴の種類です。
本来、丸い形をしている毛穴ですが、たるみ毛穴は縦に伸びていてしずく型や楕円状になっているのが特徴。
しかもそのままにしておくと毛穴同士が繋がって線状のようになり、シワの様に見える「帯状毛穴」になってしまうので要注意!
【たるみ毛穴がよくできる部位】
頬
・肌の乾燥
□ 形が丸ではなく縦長に近い
□ 触れてもザラつきや詰まった感じがない
□ 毛穴が帯状に繋がっている部分がある
□ 頬の毛穴の広がりが気になる
□ 手で頬の肉を引き上げると、毛穴が目立たなくなる
自分の毛穴タイプを知って正しい肌管理をしよう!
自分の毛穴の開きタイプは見つかりましたか?
まずは自分の毛穴のタイプとその原因を知ることがとても大切です。
そのうえで毛穴ケアや肌管理は何をすべきなのかを考えましょう。